テクニカル分析に使えるチャートパターン

FX基礎知識

こんにちは。大造じいさんです。

今回は、FX取引でめちゃくちゃ役立つ「チャートパターン」についてまとめてみました。

チャートパターンは、過去の値動きから未来の動きを予測するための超定番ツールです。
もちろんパターンが出たからといって必ずしもその通りになるわけじゃないですが、相場の流れを読む上でかなりの武器になります。

今回は、初心者でも覚えやすい代表的なパターンを厳選して紹介していきますので、ぜひトレードの参考にしてみてください。

① ダブルトップ / ダブルボトム

まずは超基本、「ダブルトップ」「ダブルボトム」から!

ダブルトップは、高値を2回試して越えられずに反落する形。
天井サインとされる典型的なパターンですね。

ネックライン(2つの山の間の安値ライン)を割ったら本格的な下落サインとされます。

逆にダブルボトムは、安値を2回試して下げ止まった形。
こちらは上昇に転じる期待が持てる形になります!

ポイントは、2回目の山(または谷)が1回目よりもわずかに高かったり低かったりする場合でもOKということ。
ネックラインのブレイクをしっかり確認してからエントリーするのがコツです!

② 三尊(ヘッドアンドショルダー) / 逆三尊(インバーテッドヘッドアンドショルダー)

次は「三尊(さんぞん)」と「逆三尊(ぎゃくさんぞん)」です!

三尊は、真ん中が一番高い三つ山を作るパターン。
相場の天井圏でよく出る形で、強い下落サインとされています。

こちらは先に紹介したダブルトップより強いトレンド転換を示します。

三尊の形ができたら、ネックライン(左右の谷を結んだ線)を割り込んだタイミングでエントリーを狙うのが一般的です。

一方、逆三尊は底打ちサイン!
安値をつけたあとに、安値切り上げる形で逆三尊ができると、その後の上昇トレンドへの転換が期待されます。

どちらも、**ネックラインをブレイクした後に押し戻される動き(リターンムーブ)**を待ってからエントリーすると、より安全性が高まりますよ!

③ カップウィズハンドル

続いては少しマニアックなパターン、カップウィズハンドル

これは、長期的な上昇トレンドの中で現れやすい「お椀型+取っ手」みたいな形です。

まず大きなカップ(お椀)の底でじっくりとエネルギーを溜め、そのあと小さな押し(取っ手)を作ったあとに上抜けします。

カップ部分でしっかり買い支えられているので、取っ手ブレイク後は勢いよく上昇しやすいのが特徴です。

特に「出来高が取っ手の形成時に減少し、ブレイク時に増加する」ようだと、より信頼性が高いパターンとされます!

④ ペナント(三角持ち合い)

最後に紹介するのが、エネルギー充電型の「ペナント」です!

高値を切り下げつつ、安値も切り上げる動きが続き、チャートがだんだん三角形になっていきます。

ペナントとは英語で三角旗のこと。この意味からペナントと言われています。日本語では三角持ち合いと呼ばれることも多いですね。

この状態は、「相場がエネルギーを溜めている」サイン。
その後、上方向または下方向に一気にブレイクアウトすることが多いです!

特に上昇トレンド中に出る上昇ペナントなら、上方向へのブレイク期待が高まります。

ポイントは、「ブレイクした方向についていくこと」
無理に逆張りするのではなく、流れに乗る意識を持ちましょう。

おわりに

今回は、FXでよく使われるチャートパターンを4つ紹介しました!

  • ダブルトップ/ダブルボトム
  • 三尊/逆三尊
  • カップウィズハンドル
  • ペナント(三角持ち合い)

どれも本当に重要なパターンなので、ぜひ繰り返しチャートを見ながら体に染み込ませていきましょう!

ただし、「チャートパターンだけに頼り切る」のは危険なので、
必ず他のテクニカル指標(移動平均線、サポートライン・レジスタンスライン、出来高など)と組み合わせて判断することをオススメします。

この辺の指標の話はまた次の記事で。

では、次回もお楽しみに!

大造じい

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