【初心者向け】FXにおける損切りの正しい決め方3選|生き残るための損切り術

FX基礎知識

こんにちは。大造じいさんです。

今日は、前回のブログ「Xで損切りできない理由と対処法|生き残るためのマインドセット」のより具体的な内容として、実際にどうやって損切りをしていけばよいのかを書いてみました。

よかったら読んでみてくださいな。

✋ はじめに|損切りは“逃げ”じゃなく“守り”の一手

FXを始めたばかりの頃、「損切りは負け」と感じて、なるべく避けたいと思う方も多いでしょう。でも、実は“損切りできるかどうか”が、FXで生き残れるかの分かれ道になります。

損切りが遅れると、1回の負けで資金の大部分を失ってしまい、取り返すのが困難に…。逆に、きちんと損切りできる人は、長くマーケットで戦うことができ、結果として勝ち組になっていくのです。

この記事では、FX初心者の方に向けて、損切りラインをどう決めればいいのか、3つの方法に分けて解説していきます。


🎯 なぜ損切りラインの決め方が重要なのか?

FXにおける損切りは、”負けを最小限にして生き残る”ための必須スキルです。決め方が曖昧だと、感情に左右されて大きな損失につながります。

明確な損切りルールがあれば、トレードに迷いがなくなり、長期的に安定した成績を残しやすくなります。

<span class="fz-14px"><span class="fz-12px">損切りできない人</span></span>
損切りできない人

損切りってなんか“負け”みたいで嫌だなぁ……

大造
大造

それ、めちゃくちゃ分かります。でも“生き残るための撤退”と考えたら見方が変わりますよ!

“あえて損切りする”ことで、大損から自分を守れるんです!


📌 FX初心者向け|損切りラインの決め方3選

① チャートパターンで決める(テクニカル損切り)

  • 特徴:直近の高値・安値、サポートライン、レジスタンスライン、トレンドラインなどを基準に損切りを設定
  • メリット:テクニカル的に根拠があり、再現性がある
  • デメリット:ダマシに引っかかる可能性あり

例えば、下のチャートのようにダブルトップが形成されたと思ってエントリーしてみたらどんどん上がってしまうことってよくあります。

親の顔よりよく見た逆行

これはネックラインを割る前にエントリーしてしまっているのでやや尚早ですが、よくあるエントリーの失敗だと思います。

この場合は、直近高値を超えたらすでにダブルトップの根拠は崩れてしまっているので、即損切りするべきです。

損切りできてえらい人

このように、チャートパターンやテクニカルを根拠にエントリーした場合は、その根拠が否定された場合には”即損切り”すべきです。

なぜなら、そのままホールドしたポジションにはもはや根拠は一つもないただのお祈りになるからです。

💡 例:押し目買いなら「直近安値の少し下」に損切りを置くなど

② 損失率で決める(パーセンテージ損切り)

  • 特徴:1回のトレードで資金の◯%までとリスクを明確化(例:2%)
  • メリット:資金管理が徹底できる。メンタルがブレにくい。
  • デメリット:テクニカルと乖離することがある

💡 例:10万円の資金で2%損切り→1回の損失は2,000円まで

③ 損失額で決める(金額ベース損切り)

  • 特徴:自分のリスク許容度に応じて、具体的な金額で損切り設定
  • メリット:感情的になりにくい。生活資金に影響を与えにくい。
  • デメリット:損切り幅が広すぎる or 狭すぎることがある

💡 例:「1回で3,000円までしか負けない」と決めておく


🛡 損切りを徹底するための実践対策

いくら損切りルールを決めても、「実際のトレードで守れない」ことはよくあります。

そこで、以下のような**“事前の仕組み化”**が重要になります。

✔ 対策①:エントリーと同時に損切り注文も入れる(OCO注文など)

  • 手動で損切りするより、感情に左右されず機械的に執行されるので安心!
  • ほぼ全てのFX業者で対応可能

✔ 対策②:エントリー時に「もし逆行したらどうなるか」を想定しておく

  • トレード前に**“負け方”をシミュレーション**しておくことで、損切りへの抵抗が減る

✔ 対策③:損切りした後は「反省メモ」を残して、翌日に持ち越さない

  • 感情を整理して、翌日への影響を断ち切るための簡単な習慣
<span class="fz-12px">損切りできない人</span>
損切りできない人

いざ損切りラインに来ても、なかなか切れない……

大造じい
大造じい

だからこそ、注文時にルールを“自動化”するのがコツです!機械にやらせてOK。


🔄 他にもある損切り基準(応用編)

  • 時間で損切り(タイムストップ):一定時間内に動かなければ撤退
  • ボラティリティベース損切り:ATRなどを活用し、値動きの幅に合わせて損切りを調整
  • トレーリングストップ:利益が乗ったら徐々に損切りラインを引き上げる方法

👉 これらは中級者向けなので、慣れてきたら取り入れてみましょう。


🚨 損切りを決める際の注意点3つ

  1. エントリー前に必ず損切り位置を決めること
  2. 自分ルールを守る強い意志(=メンタル管理)
  3. 損切り=失敗ではない。次のチャンスへのステップ

✅ まとめ|損切りは「負ける」ためじゃなく「生き残る」ためにある!

損切りがしっかりできるトレーダーこそ、本当の意味で勝ちに近づいています。自分に合った損切りの決め方を見つけて、今日からルールあるトレードを実践しましょう!

大造じい
大造じい

トレードは“当てるゲーム”ではなく“負けをコントロールするゲーム”。だから、損切りを覚えることが「勝ち組への第一歩」!

損切りを制するものはFXを制する!!

以上です。改めて損切りの大切さを認識頂けたでしょうか。

また、その損切りを確実に実行する手法も紹介してみました。

ぜひ損切りを悪だとか失敗だとか思わず実践してみてください!

それではまた!

大造じい

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